みなさんは、生まれ育った環境の金銭感覚を受け継いでいますか?
私は節約を意識し始めるずっと前から、それこそ小学生くらいの頃から、親とは金銭感覚が合わないと感じていました。
うちは母方の祖母の実家が商家か何かで、一時は借金をすることもあったけれど、母が結婚した際に地方の住宅街に2世帯住宅を一括購入する程度には資産を所有していました。
それ故か、若かりし頃の母親はわりと贅沢な金銭感覚をしていたように思います。
・ 食品は必ず国産、道の駅にも通う
・ 購入時に迷ったらよくわからなくても高いものを買う
・ 定期的にデパートで服を揃え、デパ地下で食材を買い、タクシーで帰宅する習慣
・ 習い事は生け花、卓球、パン作り教室、コーラスなど様々
・ 頻発する記念日に高級食材を外注
・ 年末年始に温泉旅行
・ 一度も着ていない5万円以上する服や着物が何着もある
・ 「あったら使うでしょ」と使い道のないものを頻繁に買ってくる
そんな母親の作る料理は美味しいけれど、とにかく量が多く、少食だった私は『もったいないな』と思っていました。
スーパーで生鮮食品を選ぶときも、迷わず一番高いものをかごに入れる母に何度文句を言ったかわかりません。
服を買うときも、幼少期の私は「そんなの着ない」「高いのはいらない」と言って仏頂面で母の後ろを歩いていました。
高校生になって、ようやく高いブランドではなく流行りのブランドで服を買ってもらえたときのことを今でもよく覚えています。
母の「あったら使うでしょ」には、ひとり暮らしを始めてからも長い間振り回されました。
いるんだかいらないんだかよくわからないものを、わざわざ送料を支払って相談もなしに私に送りつけてきていたのです。
「もったいない」と伝え続け、ようやく最近になって用途不明の品が(無断では)届かなくなりました。
あんな母親だから、私にもかなりの重課金をしてもらっていたのだろうと感謝はしています。
でも、マネーリテラシーは多分欠片ほどしかありません。
“投資はギャンブル”、“貯金は正義”の世代です。
そして、600万円の貯金に気づかない娘を育んだ苗床です。
老後資金は大丈夫なのか、ちゃんと考えているのか、聞いても全く答えてくれず正直不安です。
とりあえず、私が相続や保険金をあてにしていないことや、実家に執着はないので好きに売却して構わないことなどを繰り返し伝えています。
その上で、必要に応じて出せる金額や自分の節約生活やお金の勉強についても話しているのですが……
未だにことあるごとに万札を手渡そうとしてくるということは、余裕があるのでしょうか?
どっちなんだ?
腹を割って話したいのに多分絶対相続時まで叶いそうにないので、私は相続放棄を視野に入れて将来のことを考えています。
そんな私は初めて一人暮らしをするときに、「高いし電気代もかかるから」と言って冷蔵庫を買わずに暮らす方法を真剣に調べて検討し、母親に止められました。
67.母と私の金銭感覚
お金

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