私は昔から、シンプルな食べ物を好む傾向があります。
転職前は節約も兼ねて、当時一丁40円ほどだった豆腐を会社に持参し、チンしてポン酢をかけたものを弁当としていました。
安いからというのはもちろんですが、普通に好きだったからこそ3年間毎日食べていたのだと思います。
今も、夏場はよくキャベツに塩昆布をかけたものや冷奴を夕食としています。
安い・すぐ食べられる・美味しい、の三拍子が揃っているので、帰宅途中に『早く食べたい』と思い浮かべることもしばしば。
そんな私ですが、以前何を思ったのかダイソーで“白トリュフ香る白だし醤油”なるものを購入したことがあります。
トリュフ、好きじゃないのに。
SNSで話題になっていたのと、たまには苦手なものも食べてみたいなんて謎の浮気心を発動させて手に取ってしまったのです。
その結果、年末年始の大掃除の際に別れを告げ、大量のキッチンペーパーを消費することになりました(つまりほとんど捨てました)。
醤油からトリュフの匂いがするのが無理でした。
なぜ購入した。
幼少期からの大好物である納豆も、シンプルなものが好きです。
〇〇風納豆というものを買ってみたり、自分でごま油を入れたり、シソを入れたり、梅チューブを入れたり、ごまを入れたり、からしを入れたり、いろいろやってみたけれど、シンプルイズベストでした。
いや、柚子胡椒と韓国のりは美味しかったです。
柚子胡椒は常備しているので、納豆や冷奴にプラスすることはよくあります。
でも、それ以外の試みは全て私には合いませんでした。
ごま油、めっちゃ美味しいらしいのに。
パン屋さんでも、惣菜モリモリのパンよりもシンプルで硬めのパンが好きです。
クーペとか、バゲットとか、バタールとか、そのまま食べたり焼いて食べたりと時間をかけて楽しんでいます。
コストコに売っているらしいシンプルなディナーロールも、とても美味しかったです。
(私はコストコ会員ではないのですが、時々コストコ商品をもらえる機会があるので毎度心の底から喜んでいます。)
しかし、今一番のお気に入りは“パン屋さんのパンの耳”。
休日の午前中に紅茶をいれて、Amazon PrimeやYouTubeを観ながらパンの耳をもそもそ食べるのが至福なのです。
香ばしくて全体的に硬く、白くて柔らかいところもちょっとだけあって、さけるチーズのようにペリペリ剥がしながら食べる事ができるのが最高だと思います。
食パン本体と比べてお値段が控え目なところも大好きです。
ただ、パンの耳っておまけというか、ついでに買うような立ち位置なんですよね。
パンの耳目的でパン屋さんの暖簾をくぐるのは、あまり歓迎されないというか……いや私はパン屋さんではないのでわかりませんが……多分、それ目的の人ってあんましいないのではないかと思っています。
それでも先週末、パンの耳がどうしても食べたくなったので、私は早朝からパン屋さんに足を運びました。
日曜日ということで、お店の外までお客さんが並んでおり、私もその最後尾で自分の順番を待ちました。
しかしタイミングを逃してしまったのか、パンの耳は既に売り切れ。
パンの耳のついでにメロンパンも購入しようと思っていたのですが、メロンパンだけでは購入しようという気持ちになれませんでした。
私は気まずいような、申し訳ないような気持ちでパン屋さんを後にしたのです。
近年パン屋さんのパンは値上がりし、安くても150円以上はします。
そこまで食べたくないものに対して150円を払うことは、どうしてもできませんでした。
自分が納得していればトリュフ醤油のような無駄遣いになりそうなものでも購入するけれど、納得できなければ早朝から並んだパン屋さんから何も買わずに出てきてしまう。
大人としてどうなのだろうと思わなくもありません。
我ながら、あまりにも欲に忠実だと思います。
ただ、どうしても、“お金を使わない”という選択が私の中で魅力的すぎて、購買意欲がそれに打ち勝つことが難しいのだと感じました。
資産が1億円くらいあったら、私も「せっかくだから」と別のパンを選んで購入するようになるのでしょうか。
70.節約家✕シンプル食好きの末路〜パン屋に並んでパンが買えない〜
お金

コメント