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50.難しい本の読み方と、中学時代の成功体験

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読書は好きですか?
 
私は、子どもの頃から「冒険者たち」や「ハリー・ポッター」、トールキンの「指輪物語」など物語を中心に本を読むのが好きでした。
 
「パスワードシリーズ」や「夢水清志郎シリーズ」にもハマっていて、誕生日かクリスマスに全巻買い揃えてもらったのは良い思い出です。
 
そんな感じで、読書自体には慣れているほうだったと思います。
 
しかし中学生になったばかりの頃、人生で初めて難しいと感じる本に出会いました。
 
電撃文庫の「七姫物語」です。
 
お話そのものはそんなに難しくないのですが、出てくる単語(外套、擁立、鬢、鬘、髢など)が難しく、1頁で5回以上電子辞書を引きながら読み進めていたことを覚えています。
 
ちなみに親戚のおじさんにもらった図書カードで購入したのですが、購入動機は全く覚えていません。
 
ラノベにしたって、もう少し自分のレベルに合ったものを読めばよかったのに。
 
 
 
 
しかし、私はこの経験のおかげで人生に於いて活字を読むハードルがだいぶ下がったと認識しています。
 
まず、辞書を引きながら本を読み進めることに抵抗がなくなりました。
 
さらに、「七姫物語」を繰り返し読むことで、知らなかった言葉を沢山得ることができました。
 
そして、物語なら一見難しそうでも単語さえ調べればなんとか読めるものだと知ることができたのです。
 
おかげさまで、中学生から高校の現国で漢字や長文問題の勉強をしなくて済みましたし、高校生になって心理学の本を読み漁るようになったときも、電子辞書片手に楽しむことができました。
 
 
 
 
ただ、これは物語やある程度知識のある分野に限ったお話です。
 
金融に関するちょっと難しめのお話や、お勉強になるようなビジネス書は、チャッピー片手にダラダラ読んだとしてもうまく入ってこないことが多々あります。
 
読んでいる内容が滑り落ちていくたびに、自分の基礎知識のなさや頭の出来を感じてちょっと唸ってしまうのです。
 
ですが、私はこうも思っています。
 
『何度も同じような内容に触れたら慣れる』
 
『違う角度から同じ内容を読めば、そのうち落ちてくる』
 
だから、読み終わったときによくわかっていないこともありますが、それはそれでいいのです。
 
 
 
 
この思考のルーツはどこなのでしょう。
 
YouTubeで複数の投資系YouTuberさんの番組を観るのも同じ理由だったりします。
 
遡ると、同人誌を作る際も、アルパカ(お絵かきソフト)を使うときに同じようなことを考えていました。
 
『努力してもよくわからないことは、よくわからないまま繰り返しても、やめない限りいつかは身につく』
 
『わからない、できないからと言ってやめると一生身につかない』
 
『できないからやる。できるならやらなくてもいい』
 
もしかすると、中学生の頃のブラスバンドでひたすら個人練習をしていたときからかもしれません。
 
できないことをできないまま繰り返し練習して、最終的に実を結んだという経験が根をはっているのでしょう。
 
こう考えると、中学生の頃の成功体験ってその後の人格形成に大きな影響を与えるのですね。

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