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263.ポータブル電源を買った話(②モバイルバッテリーではダメな理由)

その他

~必要なのはスマホだけ?ポタ電購入へ背中を押した意外な理由~
 
 
 
前回の続きです。
 
防災に取り組む際に大切なことは、万が一の事態をどれだけ想像できるかだと私は考えています。
 
だからこそ私たちは被災した方の体験談を集め、どこぞのライブカメラに残された震災の記録を引っ張り出すのです。
 
被災時の映像は、バラエティ番組で目にするびっくり映像とはわけが違います。
 
いつでも、誰にでも起こりうることとして心に刻み、自分の身を守るために生かす教科書なのです。
 
私は住まいの防災について考えるとき、Twitter(現X)にあげられている一般の方の被災時の動画をいくつも拝見しました。
 
何がどれくらい吹っ飛んでくるのか。
 
何が倒れ、何が壊れるのか。
 
ある程度想像することができなければ、どう備えるべきなのかわかりません。
 
ライフラインに関してもそうです。
 
何が使えなくなって、どう困るのか。
 
復旧にどれくらい時間がかかるのか。
 
まず敵を知り、そのとき自分はどうなってしまうのか、どうしたいのかを考えることが重要だと思います。
 
 
 
 
これを踏まえて、ポタ電に話を戻します。
 
私がポータブル電源を知るきっかけとなったゆっくりインテリアさんは、「被災時にエアコンを使いたい」という動機から購入を検討したと話されていました。
 
しかし、私はその話を聞いたとき『私も被災時にもエアコンが使いたい!』とはなりませんでした。
 
『暑かったり寒かったりするのはまあ仕方ないよね。キャンプみたいなものだ』と感じていたのです。
 
実際、学生時代はよくキャンプをしていましたし、屋外で仕事をしていた経験もあります。
 
炎天下でOS-1を飲みながら動き回っていたことを思うと、日陰でたれぱんだ(懐かしい)のように過ごすなら数日くらい耐えられると軽く考えていました。
 
電化製品でいうと、冷蔵庫も諦めるつもりでした。
 
被災中に貴重な電力を使って維持したいほど高価な食材は入っていませんし、もし入っていたらその場で食べます。
 
電子レンジや洗濯機も我慢できるでしょう。
 
元より、それらを使うつもりで災害備蓄を揃えてはいません。
 
やはり、どうしても諦めがつかないのはスマホだけなのです。
 
 
 
 
となると、一周回って『モバイルバッテリーをたくさん買えば対応できるのでは?』という疑問が沸き起こります。
 
ここで私は結構真剣に悩みました。
 
世の中には手回し充電器なるものも、ソーラーモバイルバッテリーなるものも存在します。
 
それらを含む大量のモバイルバッテリーを自分が安心できるだけ所持していれば、故障のリスクも分散できて一石二鳥かもしれません。
 
正直、ポタ電は高いのです。
 
モバイルバッテリーを湯水のように購入したとしても、太刀打ちできないくらい高額です。
 
だからこそ、ゆっくりインテリアさんの動画の初見時は『私はそこまで本格的な防災はしなくていいかな』というのが正直な感想でした。
 
しかし、初夏になりモバイルバッテリーの発火事故についてのニュースをよく目にするようになったことでこの代案は息を潜めることに。
 
普段使う分だけ持つのであればともかく、やたらめったら買い込んで自宅を火薬庫にするわけにはいかないと思ったからです。
 
 
 
 
『スマホを心置き無く充電できればいいかな。でも一応家電が動くポタ電がいいな』
 
しばらくの間モバイルバッテリーに後ろ髪を引かれていた私は、そんな曖昧な気持ちを抱え、日々ポタ電に関する動画を視聴していました。
 
購入時期は7月の“楽天モバイル最強感謝祭”且つ“楽天5と0のつく日”の10日と決めていたので、それまでになんとか知識を蓄えてお迎えする子を決めようとしていたのです。
 
しかし、体験に勝るものなしとはよく言ったものです。
 
6月26日の夜に起きた地震で、頭がコンディショナーでドロドロのときに緊急地震速報が鳴り響き、私の心は決まりました。(「203.防災とインテリア、どちらを優先する?」参照)
 
『ドライヤーが使えるポタ電が必要だ』

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