〜催促通知が裏目に?自動完了を選んでしまう購入者の心理を考える〜
前回は出品者側のお気持ちを書かせていただきましたが、今回は購入者側のお気持ちを考えてみたいと思います。
私はメルカリ事務局から「商品の配達が完了しました」というメッセージを受け取ったことが何度かあります。

📷️メルカリ運営から配達完了を伝えるメッセージの画像
ここ数年の間に始まった、商品が到着した数時間後に自動で送信される通知というのがこれのようです。
確か、受取評価をしていてもしていなくても来るものなのだとか。
でも毎回届くわけでもないので、発送方法など何かしらの条件があるでしょう。
いずれにしても、普段からメルカリで商品を購入している人にとっては珍しくない文言だと思います。
しかし、それでも私は『遅かったかも』『待たせてしまったかも』と感じ、帰宅次第急いで商品を開封して受取評価をしました。
Amazonやヨドバシドットコムなどで商品を購入した場合も到着メールは届きます。
けれども、それらのメールを受け取った際に焦るなんてことはありません。
なぜなら受け取り後に何もする必要がないからです。
一方メルカリでは、受取評価をするところまでが購入者に求められる作業です。
受取評価をしなければ出品者に売上が反映されない、という話も周知されています。
つまり、商品が到着した瞬間から購入者は出品者を待たせている状況になるのです。
発送までの時間はあらかじめ商品ページで設定した範囲内であれば双方了承済みとみなされますが、評価までの時間を事前に共有するシステムはありません。
出品者が取引画面の「配達完了」の文字を目にしてしまったら最後、購入前は“評価が遅い”という烙印を押されてしまいます。
そして、最終的に公衆の面前で対応の全てを評価されることになります。
相手が迅速な評価に重きをおくタイプであれば、必然的に悪い評価を受け取ることになるでしょう。
ですが、だからと言ってメルカリや出品者から評価を促された場合に購入者が迅速に対応するかと言うと、おそらくそうではありません。
実際、メルカリ事務局から「48時間以内に対応いただくよう事務局から購入者へ通知いたしました。」というメッセージを受け取った後に購入者から対応されたことはありません。
また、今回のパターンでも「事務局からの通知後も」との記載がありますが、結局強制終了に至っています。
それもそのはず、みんな評価が怖いのです。
もう一度、前回と同じ画像をご覧ください。

📷️メルカリ運営から取引完了を伝えるメッセージの画像
「事務局評価は取引を完了させるための措置となります。
そのため、〇〇さまによる評価/評価コメントはできませんので、何とぞご了承ください。」
ここです。
誰だって催促されると、実際に相手が気にしているかどうかに関わらず自分が相手を待たせている状況だと認識します。
そこで『申し訳ない!』『謝りたい!』と考える人はメッセージを使って謝罪し、和解しようとするでしょう。
しかし、世の中そんなコミュニケーションが取れる人ばかりではありません。
『失敗した!』
『怒らせた!』
『謝りたくない』
『面倒臭い』
『怖い』
『もうやめたい』
今更取引を進行して悪い評価をつけられるくらいなら、放置してメルカリ事務局に強制終了してもらってそれを回避しようと考える人が出てきても不思議ではないのではないでしょうか。
「受取評価の放置など、進行中の取引を放棄する行為は、メルカリの定める「取引における迷惑行為」に該当するため、購入者に厳重注意を行っております。」
メッセージにはこうありますが、具体的にペナルティがあるわけではないようですし。
誠心誠意出品者に謝罪をしたところで、誠意が伝わらないタイプの可能性も無きにしもあらず。
とは言え、繰り返していればきっと何かしらのペナルティがあるでしょう。
受取評価が遅れてしまった際は、できれば一度メッセージで謝意を伝えてみたらどうかなと個人的には思っています。
出品者は案外怒っていなかった、なんてこともあるかもしれません。
私は自分が出品者の場合に受取評価がどれだけ遅れようといずれ強制終了されて売上金は入るのだからめちゃくちゃどうでもいいし、なんなら暴言でも吐かれない限り無言取引でもメッセージ増々取引でも“良かった”評価にするから、強制終了よりは評価件数増やしてくれた方が嬉しいけどなって思ってます。(早口)


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