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210.災害備蓄と出会うまで

その他

~「損失回避」が原動力。防災意識が点から線へと繋がるまでの変遷回~​
 
 
 
このブログでは、これまでに何度も災害備蓄について触れてきました。
 
最初に話題にあげたのが「10.災害用備蓄の確認〜カンパンを探す旅〜」なので、かなり初期から意識していたことがわかります。
 
将来に備えるという点で、資産形成と防災には通じるものがあるのかもしれません。
 
どんなにお金を貯めていても、お金が使えない状況では自分を守る盾を失ってしまいます。
 
命あっての物種なのです。
 
 
 
 
そんな私が人生において初めて備蓄せねばと考えたのは、ひとり暮らしを始めたあとに療養が必要になったときでした。
 
ただ、そのときは偶然買い出しをした直後だったことと、体の痛みと収入がなくなる状況に気を取られていたので、回復した後は備蓄のことなんてすっかり忘れていました。
 
次は、件の記事にもあった水害系の警報が出たときです。
 
あのときは自宅にある賞味期限の長い食品をバッグに詰め込んで、いざとなったら避難しようと考えていました。
 
グッズ収集の全盛期でもあったので、貴重なグッズたちも緩衝材を巻いて持ち出そうとしてましたね。
 
食糧とグッズでどう避難生活を過ごすつもりだったのでしょうか。
 
今思うと本当にアホとしか言いようがないのですが、防災について考えたことのない一般人の感覚はその程度なのかもしれません。
 
結局、避難するような事態にはならず。
 
その後も今に至るまで大きな災害に巻き込まれることがなかったため、私が備蓄について思いを巡らせることもありませんでした。
 
 
 
 
あ、新型コロナウイルスに感染した際はちょっと考えたかもしれません。
 
でもあのときは、都から段ボール2つ分の支援物資が貰えたので、自ら備蓄せねばとまでは考えが及びませんでした。
 
ただ、高熱にうなされていても喉を通るスープはるさめとゼリー飲料に出会うことができたのは個人的に大きな出来事だったと思います。
 
以来、年に1度は熱を出すだろうと考えて、それらだけはストックするようになりました。
 
 
 
 
話を戻しますと、親族から送られたカンパンやアルファ米の賞味期限が切れなければ、私が長期保存食に目を向けることはありませんでした。
 
況してや、自ら防災食を購入したり、防災リュックや防災ポーチを作ったりする日が来るなんて。
 
これも損失回避性なのでしょうか。
 
失う痛みが大きかったからこそ、同じ過ちを繰り返さないぞとあれこれ調べるようになった可能性が無きにしもあらず。
 
私はつくづく、目の前に損がチラつくとエネルギーが湧き上がる体質のようです。
 
まあ実際は、賞味期限が切れたカンパンも美味しくいただいたんですけどね。

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