~猛暑下の発災と正常性バイアス、当事者意識で向き合う防災のリアル~
触れるべきか迷っていましたが、私自身近年防災に取り組んでいる身でもあるので、今感じていることを書いておきたいと思います。
心に余裕のある方は、お付き合いいただけますと幸いです。
2026年07月28日 16時27分頃。
熊本県熊本地方で最大震度7、マグニチュード7.1の地震が発生しました。
またその直後、16時29分頃にも同じく熊本県熊本地方で最大震度5弱、マグニチュード4.5の地震が発生。
さらに、同日。
2026年07月28日 19時03分頃。
再び、最大震度5弱、マグニチュード4.2の地震が発生しました。
熊本地震といえば、2016年4月に起きた最大震度7のふたつの地震が思い浮かびます。
なにせ、当時は友人が里帰り出産をした直後だったからです。
タイムラインに産まれたばかりの赤ちゃんを抱いて避難所で過ごす友人の写真が流れてきて、深い衝撃を受けました。
私たちを安心させるためか笑顔で写る彼女の姿に、かすかな安堵と無力感を感じたのは言うまでもありません。
今回再び地震が起きたと知り、真っ先に思い浮かんだのは友人のことでした。
しかし近年連絡を全く取っていなかったので、安否を確認するすべはありません。
地元から離れている可能性もありますが、どうか無事でいてくれることを祈っています。
次に考えたのは、暑さについてでした。
「209.雑談~パンクしそうなので息継ぎしたい~」でも色々揃えたよー的な話をしておりましたが、その“色々”の中には暑さ対策も含まれていました。
具体的には、USB充電式のポータブル扇風機を購入したのです。
また、水の確保もその一環でしたし、ウェットシートやネッククーラーの活用についても考えていました。
窓が割れた時、虫を避けつつ風を取り入れるために網戸シートを買い、ビニールと共に窓を塞ぐ方法についても検討しています。
その最中、真夏の地震は実際に起こるのだとニュースで間接的に目の当たりにしたことで、『自分が同じ状況になったら』と改めて考えました。
家が崩壊しなければ、そして用意したアイテムたちが破損していなければ、何も準備していないよりは多少マシかもしれません。
しかし、それらがどこまで通用するかはわかりません。
ニュースでは熱中症対策のために水分を取るよう、水で体を濡らすよう呼びかけていました。
でも実際に被災したら、ライフラインが安定しない中で冷静に水を使うことができるでしょうか。
そんなことを考えているうちに、イオンモールの爆発事故についてのニュースが飛び込んできました。
これがまた、大きな衝撃でした。
これまでガス漏れや火災は臭いでわかるだろうと思っていたのに、実際に現場にいた人たちは異臭に気づきながらも『爆発が起きるかも』とは考えなかったという事実が恐ろしいと感じたのです。
異常事態の連続で危機に対する感覚が麻痺してしまったり、異臭に慣れてしまったり、正常性バイアスが強く働いてしまうことが原因とのこと。
緊急時に『これは違うかも?』となる可能性は私にも十分にあり得ます。
まだ原因がガスなのか何なのか、はっきりとはわかっていないとのことではありますが……。
そして今、ネットでちらほら言われているのが「スマホも財布も持たずに避難しろという風潮はおかしいのでは?」というもの。
これについては長くなりそうなので、また次回お話させていただきます。
223.熊本の地震で考えさせられたこと
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