~変換ロスと手間の現実。ポタ電を「防災専用」と割り切った理由と無理のない付き合い方~
前回の続きです。
「ポタ電を買った話」最終回です。
あとがきのようなものなので、ゆるっとお付き合いください。
まず、ポタ電の普段使いについて。
我が家のポタ電は“防災備蓄”として購入したものです。
それでも、ポタ電を日常的に使用する方法や目的については様々な動画で見聞きしていました。
毎朝ソーラーパネルを屋外に出して、電気代を節約されている方。
動画の撮影中や編集中に停電が起こっても大丈夫なように、ポタ電を使って作業されている方。
登山の際に背負えるサイズのソーラーパネルとポタ電を持参されている方。
どれも「なるほど」と感じたり「やってみようか」と思わなくもなかったのですが、検討の結果私は普段使いはしないことに決めました。
前提として、ポタ電の充電や発電には変換ロスというものがあります。
ざっくり言うと、コンセントからポタ電に100充電しても、ポタ電から電子機器に使えるのは90しかないとかそんな感じです。
だから、コンセントから充電するメリットは防災か持ち運びか、あとは時間帯によって電気代が大きく違う場合は節約になるかもしれません。
後半ふたつに当てはまらないなら、防災として使う方がお得です。
勿論、毎日ソーラーパネルで電気を蓄えることができるなら一番節約になるのですが…………めんどくさい。
実験回を読んでくださった方ならおわかりだと思いますが、発電量に対して手間がかかりすぎるのです。
窓を開けていなくてはいけないので防犯上在宅時にしかできませんし、パネルとポタ電と物干し竿と吊り下げる道具たちを持って室内をうろうろするのも結構大変です。
慣れてきた頃にうっかり手を滑らせて破損する未来が見えるような気さえします。
あとはやっぱり、他人に見られて『あのお宅はいつもソーラーパネルを使っているわね』と思われるのも嫌ですし。
でも全く使わないままだと使い方を忘れてしまいそうなので、年に1~2回はひとり防災訓練としてソーラーパネルでの充電をやっていくつもりです。
つぎに、ポタ電の保管について。
保証期間も耐用年数もそこそこ長いポタ電ですが、メーカーや製品によっては長期間使用や充電をしないことが保証条件に関わってくることがあります。
ちなみに DELTA 3 Classic は半年放置で保証対象外になります。(EcoFlow DELTA 3 ユーザーマニュアル 参照)
『保証だけなら別に……』と思う方もいるかもしれませんが、自然放電で充電がゼロになると物理的に使えなくなるそうなので無視はできません。
そこで、私は“3の倍数の月にやることリスト”にポタ電(とUSB扇風機)の充電・放電を追加しました。
先月、その第1回目のメンテナンスを実行したところです。
ちなみに、“3の倍数の月にやることリスト”には「マットレスの上下入れ替え」や「ダイニングテーブルの1/4回転(時計回り)」などが書かれています。
そんな感じで、我が家のポタ電 DELTA 3 Classic は私の管理下で暮らしを支える一員となったのでした。
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