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71.苦手な食べ物

お金

私は生の魚介類が苦手です。
 
なので、当然お寿司も苦手。
 
幼少期、恐らくは社会経験として何度か回転寿司に連れて行ってもらった想い出がありますが、私はひたすらに納豆巻きと海老(加熱されたもの)、そしていくらを食べていました。
 
いくらは生なのであまりたくさん食べたいとは思わず、海老も“普通に好き”程度だったので、メインは納豆巻き。
 
大人になってから惣菜コーナーで購入した経験があるのも納豆巻きだけです。(海老単体のパックなんて見たことがないし)
 
サラダ巻きやいなり寿司も食べさせられていたような記憶がありますが、自分から取ることはありませんでした。
 
父親も魚貝類全般が苦手のため、食べるのは海苔で巻かれたものばかり。
 
母が楽しげに色々食べていたとはいえ、お店側からすると単価の低い客と思われていたかもしれません。
 
 
 
 
しかし社会人になってから、私は生の魚介類が苦手で良かったかもしれないと思うことが何度もありました。
 
「回らないお寿司が食べたい!」といった欲求とは無縁ですし、スーパーで見切りとはいえ安くない金額のお寿司パックを見ても心惹かれません。
 
お刺身やお寿司が苦手ということは、それだけで無理することなく食費を安く抑えられるのです。
 
それに、旅先で生牡蠣などを食べてお腹を壊すこともありませんし、居酒屋での忘年会では「お刺身は苦手なので」と他の人に譲ると大抵非常に喜ばれます。
 
私は社会人1年目にして、自分の好き嫌いがコミュニティにおいて結構歓迎されることを自覚しました。
 
逆に困ることもあるのではないかと聞かれても、多くは思い至りません。
 
お弁当や友人宅での食事に生魚が登場することなんてそうそうありませんし、コラボカフェで生魚が使われることは皆無。
 
友人と外食をする際も、生魚を提供する場が選択肢に入ることは多くありません。
 
海鮮丼屋であれば、イクラ丼という逃げ道があるので乗り切れます。
 
唯一、親族との食事会ではお刺身や生の貝などを並べられてげんなりしていましたが、一人暮らしを始めてからはほとんど回避できています。
 
それに大人なので、食べざるを得ないときは口に運びますし、咀嚼して胃に流し込むことはできるのです。
 
ただ魚側としても嫌々食べられるのは不本意だと思うので、極力そういった状況にはならないよう気を遣っています。
 
 
 
 
生が苦手というだけで、魚自体は好きの部類に入ります。
 
焼き魚やムニエル、揚げた魚も大好きです。
 
面倒なので自分で購入したり、調理することはほとんどありませんが、何年か前にカンパチかなにかのカマをいただいたときは大喜びで魚焼きグリルを発動しました。
 
今も記憶に残るくらい、すんごく美味しかったです。
 
かと言って、自分でも購入しようとはならないところが私の食生活なのかもしれません。
 
そういえば、子どもの頃に留守番中用意されていたものが賞味期限ギリギリのお刺身しかなく、鍋で茹でてから塩をかけて食べたことがありました。
 
もったいないと呆れられましたが、美味しく食べる努力をしたのだと私は得意気でした。
 
三つ子の魂百までとは、よく言ったものです。

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