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188.列車で家ごと移動している夢

夢日記

〜ドア一枚の境界線。変化の列車を自分で走らせるということ〜
 
 
 

【列車の中の家】
 
自宅の洗面所。
 
洗濯機の隣の壁にも小さな洗面台が設置されていて、水が出しっぱなしになっている。
 
私は慌てて水を止め、足元に置いていたIKEAのかごを持ち上げた。
 
すると、中に入っていた洋服から水が滴り落ちる。
 
濡れた服を洗濯機の上に出して、途方に暮れた。
 
 
 
 
タブレットから、なにやらニュースのような音声が聞こえてくる。
 
ふとドアの外で音がして、『そう言えば、今は家ごと移動しているんだっけ』と思いながら、私は薄暗い玄関に移動した。
 
ドアを少しだけ押し開けると、旅行者のような人たちが大きな荷物を持って“この列車”から降りていくのが見える。
 
自然光で明るく照らされたホームは車が通れそうなほど広い。
 
黒い格子とガラスでできた天井はどこまでも高く、外国の駅のようだった。
 
私はドアを閉め、鍵を閉める。
 
すると、列車が動き出すのを感じた。
 
もう一度鍵を開けると、またガタンと音がする。
 
そして、ドアの向こうから人々が降りていく音が聞こえた。
 
鍵を開け閉めするだけで駅を移動してしまうらしい。
 
それはちょっと困るな、と思った。
 
 
 
 
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この夢で最も印象的だったのは、ドアの隙間から見た外の世界でした。
 
映画や小説の中でしか見たことのないような広々とした駅。
 
“自然光で明るく”と書いていますが、真夏の清々しい光や、春の柔らかな光などではなく。
 
明け方や曇天の日に感じるような青みがかった淡く澄んだ光が、駅全体を穏やかで少しよそよそしい空気で満たしていました。
 
ドアの外から聞こえてきた音は、駅のアナウンスや発車のチャイムなど明確なものではなく、人々の声や忙しない足音だったように思います。
 
足元はコンクリートで出来ていて、左側(ドアが開き戸のため左側しか見えない)を見ると、何メートルか先にうちと同じようなドアがありました。
 
ちょっと不思議なのは、私はガッツリ自宅なのに他の人は皆ツーリストだったことです。
 
もしかすると私と同じような人もいたのかもしれませんが、夢の中で見た限りでは旅行鞄を持つ人ばかりでした。
 
日常とドア1枚を隔てた先にある非日常。
 
直前まで途方に暮れていたのに、あの風景は今思い出しても『好きだな、綺麗だったな、ちょっとワクワクしたな』と感じるものでした。
 
 
 
 
Geminiは今回の夢を、このように解説していました。

“「現実世界での感情の乱れやストレスをリセットしたい」という思いと、「否応なしに進んでいく環境の変化や人生の転換期に対して、自分のペースを守りつつどう適応していくか」という葛藤がシンボルとなって現れたものと言えます。”
 
結構当たっていなくもないのかもしれない。
 
なぜなら、この夢を見たのは帰省の少し前だったからです。
 
最も感情が乱れるイベントを前に、やるべきこととして断捨離(「86.実家の洋服を断捨離した話」参照)を計画したり、自分の物の整理について考えたりしていた時期でした。
 
実家を出て10年以上放置していた様々な事柄に手を付けるようになって、2回目の帰省。
 
資産形成を始めて、自分自身で作った変化の流れですが、実家にまつわることになると感情が引きずられてしまい、自らの計画に置いて行かれそうな感覚になることもあります。
 
家ごと移動しているとは言え、夢の中の私も列車のチケットは自ら取ったはずです。
 
それに若干振り回されつつもドアの向こうの見たことのない景色に癒され、また自らドアを閉める。
 
洗面所は水浸しだし、うまくいかないこともあるけれど、私の小さな行動によって列車は進んでいく。
 
私の日常がもう少しだけ滑らかに進むように、脳みそが記憶を整理させようとこんな夢を見せたのかもしれません。

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