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269.ポータブル電源を買った話(⑧ソーラーパネルの充電実験~後編~)

その他

~台風という名の暴落。気象データと実測値から知るソーラー充電の限界~
 
 
 
そんなこと、できるわけがない!
 
あ、前回の続きです。
 
実は今回の実験で創意工夫を凝らした結果、最大で38Wのソーラー入力ができました。

📷️ソーラー入力38Wの EcoFlowアプリの画像
 
ですが、それは数分の話です。
 
9時過ぎから11時過ぎまで、数値は27Wから38Wの間をうろうろうろうろ。
 
薄い雲が遥か彼方を通り過ぎるたびに敏感に反応していました。
 
皆さんは“快晴”(1日の平均雲量が10段階で 1.5未満の日)と定義づけられる日が年間何日かご存知でしょうか。
 
東京の観測地点で37.6日です。
 
(参考:気象庁の平年値)
 
それも均等にばらけているわけではなく、データからもわかるように6月から9月は1日あるかないかと記録されています。
 
つまり、ほとんどの日が雲による数値のうろうろとのお付き合いになるわけです。
 
快晴でなくとも、晴れてさえいればソーラー充電自体は可能です。
 
ですが、“毎日この調子で6時間”というのがどれほど高望みであるか、私は2回に及ぶ実験で思い知りました。
 
 
 
 
人知の及ばないところで数字が変動するところは、なんだか投資みたいですね。
 
天気はある程度予想できるのでしょうけれど、地震などの災害は予想できるものではありませんし。
 
もし震災に遭ったその日に暴落──元へ台風が来てしまったら、ソーラーパネルを所持していてもポタ電は充電を削るのみとなってしまいます。
 
最初に大きな出費──ドライヤーの使用などが必要だった場合、数日間はスマホの充電で精一杯かもしれません。
 
夏場の台風は暴落より遥かに高頻度でポコポコ発生するので、台風が通過するのを待つ間に次の台風が発生することもザラにありますし。
 
願わくば苦行の掛け算はやめていただきたいですが、こればっかりは神のみぞ知るところなのでしょう。
 
 
 
 
そんな感じで、私は今回の実験で都会にいながらにして自然のままならなさを学んだのでした。
 
でもまあ、晴れてさえいればスマホ充電分くらいはそんなに無理なくためられそうなので、『被災直後のドライヤーと避難生活でのスマホ無限充電の確保』という当初の目的は無事果たすことができたと言えます。
 
できれば次は真冬の晴天の日に充電実験をやってみたいです。
 
きっと冬のお日様は、照りつける真夏の太陽のようには充電に協力してくれないだろうと予想しています。
 
 
 
 
最後にいくつか余談です。
 
まず、画像の「出力6W」はスマホを充電しているため表示されています。
 
充電が満タンになって実験が止まってしまうかもしれないと思い、実験の途中でコードを繋ぎました。
 
今回は「何%充電できるか」ではなく「被災時にどの程度使えるか」の実験だったのでご容赦いただけますと幸いです。
 
次に、私はポタ電を室内に置いた状態でソーラーパネルをベランダに置いて充電を行っていました。
 
窓にはコードより太いボールペンを挟み、コードを傷つけないようにしています。
 
窓が少しだけ開けっ放しになってしまうので、全くエコではありません。
 
世の中にはフラットケーブルというものがあり、それがあればほぼ締め切った状態で充電できるという話も小耳に挟んでいるのですが……
 
うちには強めのカーテンたちが吊るされており(「187.エアコンだけに任せるな!窓際に盾を張る方法」参照)、そのおかげか実験中にエアコンがゴウゴウ音を立てることもなかったので、当面の間はこのままでいいかなと考えています。
 
フラットケーブルの純正品、4,000円以上しますし。

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