〜家の「ストック」を武器に変え、カラスの視覚バグを突く、都内ベランダ防衛戦〜
「192.早朝のカラスは敵か味方か」でカラスとの共存を決めた数日後。
なんと、奴はうちと隣の部屋の間にある壁(火事の時に蹴破るやつ)の上に止まりやがりまして。
1度追い払ったら、2度目にやってきたときにあろうことか糞をしやがりまして。
(わざとか?)
私は朝日の眩しい採光カーテン(「187.エアコンだけに任せるな!窓際に盾を張る方法」参照)の後ろで『話が変わってきたぞ』と拳を握ることになりました。
(いや、2度目に糞したの絶対わざとだよね?)
(叱られて悪態つく子どもか?)
今回は、そんなク〇すぎる状況を1日で解決した私の秘策をお話していきます。
念のため申し上げますと、私はカラス対策のド素人です。
そのため再現性の有無については全く保証できませんが、同じような状況に陥ってしまった方の参考になりましたら幸いです。
『これはもうカラスの死体(模型)を吊るすしかないのかな……』
ベランダにされた粗相を発見したあと、私は半日程そう考えていました。
しかし、外観を損ねるのはやはり気が進みません。
それに、考えれば考えるほど糞までお見舞いしてきた奴らのためにお金を使いたくないという気持ちが強くなっていきました。
というわけで、まずは無料でできる対策をして様子を見ることに。
用意したのは、綿棒が入っていたプラスチックの容器と、自転車用の反射材でできたリムステッカー。

📷️綿棒の容器とリムステッカーの画像
綿棒の容器はもったいない精神で6個ほど溜め込んでおり、いい加減捨てるべきかと悩んでいたもの。
リムステッカーは、いらないからあげると言われ職場かどこかでもらったもの。
固定具としてメルカリ梱包用のクリアテープと幅広のマステを用意したら、準備万端です。
まず、マスキングテープを使って左右の壁の上に綿棒の容器を設置。
平面だった壁の上部を透明で不安定な丸い筒に変えることで、物理的に止まれないようにしました。
上部が丸くなるようにしたのは、泥や雨水が流れ落ちるようにしたかったというのも理由のひとつです。
楽天で市販の鳥よけシートを見かけた際、それを設置することで汚れが溜まったら嫌だなと思いまして。
できるだけ汚れが溜まらず、汚れたらすぐに捨てられるものがいいなと考えたのです。
そして、綿棒の容器の上部(湾曲した部分)に3センチほどにカットしたリムステッカーを貼りました。
カラスは人間の5倍もの視力があると言われています。
飛来したカラスが止まる場所として視線を向けた瞬間、朝日を反射してキラッと光ってくれることを期待したのです。
貼り付ける場所が上部であれば、通行人の目には触れず、飛来するカラスの目には突き刺さるはず。
防犯上目立ちたくないという気持ちと、カラスに近づいて欲しくないという気持ちの折衷案をとりました。
ついでに窓枠の低めの位置にも3箇所、物干しの左右にも1センチほどの小さく切ったものを2箇所貼ることに。
日中に外から見上げてみると、物干しの両端が結構ギラッと光っていますが、金具が反射しているように見えなくもないので良しとします。
最後に綿棒の容器に貼ったリムステッカーが剥がれないようクリアテープでしっかり止めて、私は楽しい工作の時間を終えたのでした。
翌朝は、何の因果か燃えるゴミの日。
私はドキドキワクワクしながら朝を迎え、起きるなりベランダから外を見ました。
すると、どうでしょう。
カラスがどこにもいないではありませんか!
いや、ほんとに。
耳を澄ませばカラスの声は聞こえますが、遠くの方で控え目にカァカァやっているだけです。
そこから本日に至るまで、部屋にいながらカラスに遭遇することも、最低な置き土産を発見することもありませんでした。
そういえば、あれ以来、屋上からもカラスの気配が消えています。
私のおかげで──?
同じタイミングで誰かが何かしらの対策をした可能性もゼロではありませんが、周囲で一見してわかるような対策がされている様子はありません。
なにより、斜向かいの建物からは相変わらず前日夜にゴミが出されており、その時点で猫に荒らされ中身が散乱していました。
(ええ加減にせぇよ)
(せめてネットをかけろ)
しかし、そんな状況にも関わらずカラスは私の前から姿を消したのです。
これはもう、私の勝利と自負してもいいのではないでしょうか。
なんて調子に乗っていたのですが、実はここ2日間ほど夕方に近所で2足歩行しているカラスとすれ違っているんですよね。
徒歩で食べ物を探すことにしたのでしょうか。
それとも、私が探されている…………?


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